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7/25.26土日で道の駅 藤川宿にて物販イベントをやりました

 暑い中ご来場いただけた方、ありがとうございました。35度以上もあるこんな暑い日には冷たさを持続するペットボトルホルダーは大人気でした。コンビニで買った冷たい600mlのペットボトルを入れ、ひんやりを持続させながら外でのイベントを無事終了することが出来ました。

さて、なぜ藤川でイベントをしていたかと言いますと、
スピーチバルーンは愛知県岡崎市にあります。

岡崎市は徳川家発祥の地。東海道が町の中心を走り、人や物が行き来する地域。
格調高いモノづくりとして栄え、御影石の産地でもあり、石工が盛んです。それに沢山の神社、お寺があり、仏壇、和ろうそく、邪気を払う花火。繊維産業もガラ紡が盛んでした。
現代に進む中、便利とはまだ別のよさを持つ匠の技術は後世に少なくなってきていますが
一部の匠たちにきちんと伝承されて技術が残っています。先代から受け継いだ技を守り、自分たちの代で終わらせることのないよう、世の中にその伝統を伝えるためにはどうしたらいいか考えています。

そこで、ここならではの伝統を沢山持つ岡崎は、おかがき匠の会を結成しました。

歴史もあるこの岡崎で、これから先も匠の技を伝承し、広く沢山の方へ伝えていくべく、協力し合い、職種を超えた交流を通して更なる自分たちの「新たなモノづくり」に挑戦し
現代を乗り越えていきます!

スピーチバルーンもその匠の会に入っているのです。
伝統というのは先代が作ってくるものですが、まだスピーチバルーン二代目なので語れるほどの伝統はありません。
しかし、伝統の技とコラボレーションすることはできます。
身近にない伝統工芸をもっと身近にし、伝統の良さを伝えていくお手伝いをすることができると思っています。 
 
 

表具屋 泉成とコラボレーション

 掛け軸を作る表具屋。最近の家には和室が減り、掛け軸をかけ花瓶に花を挿し、部屋に季節を取り込む。昔の日本人はとても風情のある生活をしていました。
現代ではどうでしょう?洋室でも絵だって飾れますが、それをする心のゆとりがないのが現代人ではないでしょうか。
この商品は、掛け軸を作る際に小さく出る裂地(キレジ)を使って使いやすいコインポーチを作りました。このポーチを知ることにより少しでも掛け軸に興味が湧いたら嬉しいです。
ゆかた姿に合わせて持つと、とても粋です。

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三浦太鼓店草木染しかりとコラボレーション 

太鼓の皮を草木染し、葉型に型抜きして作ったストラップです。
和太鼓の皮は主に牛皮を使います。1頭で太鼓の大きさにもよりますが何個か取れます。
しかし、太鼓の音がきれいに出る部位は厚みが均等にある背中心しか取ることができません。
脇や腹周りは厚みも均等ではないし、よく伸びるため、太鼓に適していません。
企業から出るゴミは産業廃棄物になってしまいます。
動物の命に感謝し、余すところなく使うには何かいい案がないか考えました。
そこで、色が染まるかもう一人の匠、草木染しかりさんに協力をしてもらう事にしました。
色はとてもきれいに染まりました。あとは形です。
皮は乾くと縮んだり丸まったりする為、形あるものをカットして作っるわけにはいきません。
そこで、丸まっても自然なものを想像してみました。 

和太鼓の筒の部分そこは木で、木目が一番素晴らしいと言われるケヤキを使っています。
 「そうだ、葉っぱにしよう!」

そこで生み出されたのがこれです。
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季節に合わせて摂れる草が違うため、夏はこの3色にしてみました。
ブルーは藍生葉。 
イエローは槐樹(エンジュ)。
レッドは茜。


綺麗な色に魅かれ見ていかれる方が多く、「太鼓の皮なんですよ」というと言うと、びっくりしながら感心するそんな楽しい命をつなぐモノづくりのできたストラップの完成です。


これら商品は今のところ道の駅藤川宿での販売しかしておりませんが、気に入られた方はぜひ、メール等お声掛け下さい。

スピーチバルーンの常に新しいモノづくりを心がけます。応援してください!